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淡路島でのカーネーション栽培のようすや、日々の出来事をお伝えします  ▼プロフィールはこちら

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収穫の秋

2024.10.16

今年も、稲刈りが無事終了しました。
速報値では、淡路の作況指数は99とのこと。
その数字からすると、わが家は少し多めの収穫であったように思います。
JAに出荷予約していた数よりも、10袋ほど余分に出荷することができました。


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稲刈りが終わった後は、しっかりと藁を焼いておきます。


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あとは石灰窒素をすき込んで、来年の田植えに備えていきます。
さらには、れんげの種もまいて、肥料の削減に努めるのは変わらずですね。


そういえば、今年の彼岸花は、昨年というか例年に比べれば、随分と開花が遅れました。
昨年も10月前後の開花であったように記憶していますが、今年はそれよりもさらに遅い開花となっています。


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やはり、「ずいぶんと暖かい」を超える暑い日が続いており、残暑というよりも猛暑がいつまでも続いていることが影響しているのでしょう。
そのうち彼岸花ではなく、ハロウィン花などと呼ばれることも...まあこれはないでしょう。

でっか!!

2024.10. 7

さて、朝晩が随分と涼しくなってきました。
この時期になると、子供の頃からよく海にサビキ釣りに行っていました。
今年も子供を連れて、ちょこちょこ行っています。
小アジの南蛮漬けなんて、ご飯のおかずに最高ですよね。


今年はさらに大物をねらって、釣れたばかりの小アジをちょいと針に引っかけて、泳がせ釣りをしてみました。
ねらいとしては、太刀魚やアオリイカハマチなどなのですが。
しばらくすると、上の子の竿に大きな引きがあり、完全な外道が釣れてしまいました。
本体だけでも60cm近く、尻尾を含めて110cm近いアカエイです。


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見た目はかなりエイリアンぽくグロテスクなのですが、食べてみると意外と癖もなく、新鮮なうちは刺身でもいけるというような魚です。
まあ、僕は好みの都合上、刺身では食べたことはありませんが。
大物すぎて、四苦八苦しながら調理をしました。


わが家では、大物をさばけるのが僕しかいないので、汗だくになりながらザクザクとさばいていきました。
さばいた魚は、煮付けと唐揚げにしました。


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全身縁側と言っていいほどの身質ですので、魚肉というよりも、むしろ鶏肉っぽい食感です。
唐揚げは、軟骨ごとバリバリと、おいしくいただきました。
七味マヨネーズが相性抜群です。

リクエスト

2024.10. 2

下の子が「どうしても食べてみたい」ということで、ネットを利用して、沖縄から変わったフルーツを取り寄せてみました。

輪切りにした見た目から星型で、その名もスターフルーツです。
以前食べた時にはあまり印象に残らなかったのか、思い返してみても、いまいち味が思い出せません。
ただ、なんとなく食感がシャリシャリとしていた、ということだけは覚えていたのですが...


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さて、届いた姿を見てみると、たしかに星型と言って差し支えないでしょう。
色味はずいぶんと緑がかっていたので、食べ方の説明文を読んでみると、追熟させて、もう少し黄色がかった頃が食べ頃とのこと。青いうちは、サラダとしても食べれますよと書いてましたが...酢豚にパイナップルや、ポテトサラダにリンゴが入っているのが許せない僕としては、サラダとして果物を食べるという選択肢はありません。
ということで、まだ青いやろうなあと思いながら、1個だけ割って食べてみました。


うん、食感は、たしかにシャリシャリとした梨っぽいと言うか...
水分はたっぷりなのですが、なんとなく青臭いというか、若干皮に苦味を感じるような味わいで、あれほど熱烈にリクエストをしていた下の子も、半分ほどで手が進まなくなってしまいました。
残念無念。


それから数日、常温で追熟させると、黄色というよりオレンジがかった色になってきて、完全に食べ頃になったように思います。
見栄え的には、輪切りにして星形で食べるといいのでしょうが...。
真ん中に種がそれなりに入っているので、ネットで調べた、縦に割って棒状のような形で食べる方法で試してみました。


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相変わらず水分がたっぷりのシャリシャリ感。イメージとしては、20世紀なし?
ただ、そこまで風味として主張が強い果物ではないし、甘味も極端に強いものではないので、好き嫌いの別れるところでしょうか。
そういう意味でも、取り寄せて食べるよりは、やはり地元に行って、地元の雰囲気とともにいただくのが、一番おいしい果物かもしれません。
これはまあ、あくまで僕自身の感想なのですが...

畜産共進会

2024.09.30

秋も少しずつ深まり、なんとなく朝夕の気温が下がってきました。
これでもう少し風があれば、サンワリとした空気で、気持ちがいいのですが。
さて、この時期の恒例行事、畜産共進会に行ってきました。


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もちろん、わが家はカーネーション農家なので、牛を飼っているわけではありませんが...農協の関係で、ここ数年、毎年のように見学に行かせていただいています。
今月は、淡路市の畜産共進会とJA淡路日の出の畜産共進会の2回が開催され、来月末には兵庫県の畜産共進会が開催される予定となっております。


兵庫県の和子牛は、ありがたいことに、全国的にも評価が高く、何かと厳しい畜産の業界の中では、かなりの高値で取引されております。非常にありがたいことです。
最初の頃は、子牛の姿を見ても、何がいいのか全く分かりませんでしたが、最近では、なんとなく「この牛がいいんじゃないかな?」と思った子が上位入賞することが多くなりました。
「ちょっとずつわかるようになってきたのかな?」と、ずぶの素人ながら、自己満足に浸っております。


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北淡路の畜産は小規模な家族経営が多く、一件あたりの飼育頭数は少なめです。
その分、1頭1頭に対する愛情が厚く、こまめに目配り気配りをし、しっかりとした上質な子牛に仕上げることができると伺っております。
今回の、JA淡路日の出の畜産共進会で勝ち残った上位の子牛は、来月末の兵庫県畜産共進会に出場が決まっており、こちらでも活躍が期待されます。

香川視察

2024.09.17

少し車を飛ばして、香川県へ視察に行ってきました。
綾川花卉生産組合さんと、香華園さんです。


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香川県は、西日本でも有数のカーネーションの産地です。
淡路島から近距離にあることもあり、以前から交流を持っていました。
僕自身も、この2つの産地にはたびたび訪れて、勉強をさせていただいています。


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このたびは、LEDを使った実証実験の圃場視察、ということで伺いました。
全国一斉に同じ日に定植し、同じタイミングで作業を行って栽培をしている中で生産比較を行っており、今年はうちでも同様の実験をしています。
当然圃場での差は出てきますし、肥培管理等はその園地ごとに異なっていますが、LEDを灯す時間などは全国共通で行っております。


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ちなみに、写真にある金属製の円筒状のものは"ダッチジェット"という加温プラスCO施用を一体で行える機械です。
導入コストはなかなかのものですが...伺ったところ、他に加温の機械を使わなくても十分に冬期夜間の温度を維持することができ、ランニングコスト次第では十分に運用に足ることが実証されています。
ただし、わが家の施設は軒がそれほど高くないため、設置するには条件が合わない気はしますが...

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