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淡路島でのカーネーション栽培のようすや、日々の出来事をお伝えします  ▼プロフィールはこちら

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季節感が、、、

2023.10.10

僕的に、植物界で律儀さ筆頭だと思っている『彼岸花』に異変が!!


まるで、カレンダー通りに開花時期を合わせているんじゃないかと思うくらいに、キッチリと秋の彼岸前後で咲いている彼岸花。
名は体を表す?
いや、態か、、、?


稲の黄色っぽい色合いと、畦の赤い彼岸花。
彼岸花の赤は、全体的に落ち着いた色合いの多い秋の彩りの中で、特に鮮やかに映るので、毎年楽しみにしています。


今年も彼岸前後に咲き始めたので、初めは特に意識してなかったのですが、、、
何となく、今年は咲く花の量少なくない?
っていうか、何となくまばらな咲き方ではないか?
と思っていたんですが、最初に咲いていた花が萎れてきた頃に、新たな蕾が伸びてきました。


blog_carnation1212_1.jpg


え!
マジで!
いやマジだわ。


これってどういうことか。
今年の夏はあまりに暑かったですし残暑も長かったので、季節を勘違いしたのかな?
もしこのまま開花時期がズレて固定されたら、彼岸花じゃなくてスポーツの日花になったりして?


ないなぁ。
語呂悪い、、、

風が吹けば桶屋が儲かる、、、

2023.09.28

とは違いますが、稲刈りが始まるとアレルギー持ちの僕の鼻がムズムズするっていうのとは別に、カーネーションに被害が出るんです。


わが家のカーネーションのハウスは田んぼに囲まれているので、周囲で稲刈りが始まると棲家を追われたバッタやら、カメムシやら、ツマグロヨコバイやら、蛾の類やら、アザミウマ類やらが飛び込んでくるんです。
なるべく防ぐために防虫ネットを展張したりしていますが、すべてを防ぐ事はなかなか難しいんですよね。


今日も今日とて飛び込んできたバッタが、もりもり食事の真っ最中でした。
写真撮ってみたんですが、後から見たらピントが全然あってなかった(汗)
見にくくてすみません。


blog_carnation1211_1.jpg


バッタにしても蛾の類の幼虫も、芽の先っぽからかじっていくんですよ、、、
当然このままだと売り物にならないので、摘芯するみたいに折り込んで脇芽を吹かせて伸ばす事で、なんとかリカバリーしたいところです。


blog_carnation1211_2.jpg


ただ、どうしても予定よりかなり開花に至るのが遅れるので、トータルの収量は減るんですよね、、、

出来秋

2023.09.25

出来秋(できあき)って、面白い語感で結構好きです。
実りの秋と同じような使い方の言葉ですが、より稲が豊作って感じが良いですね~。


稲刈りがあちこちの田んぼで始まって、アレルギー持ちの僕は鼻がムズムズする日々です(笑)
特に土日はコンバインが元気に動いているんでしょうね、『ピッピッピッ』と音が聞こえて来ます。
この音が聞こえて来ると、アレルギー予防の薬を飲む頃合です(苦笑)


最近はめっきり見なくなったのですが、竹で組んだ馬に稲束を掛けて干している景色って、いかにも出来秋!! って感じます。


blog_carnation1210_1.jpg

ただ、畔周りにイノシシ避けの電柵があるのが昔とは違いますね。
今年も新米が楽しみだぁ~。

最終ポキポキ

2023.09.15

暑さに若干負けそうになりながらもなんとかスクスク育ったカーネーション。
最初のピンチ(摘芯)から1月半くらいでしょうか。
脇芽も一株辺り4~6本吹き、ある程度伸びてきました。


8月下旬にそのうちの1本を、9月中旬にかけてもう1本を再度ピンチします。


blog_carnation1209_1.jpg


これは地元ではハーフピンチ、または1.5番ピンチと呼ばれています。
他の産地は何と呼称するのか知らないのですが、、、
最初にピンチして吹かせた芽をそのまま咲かせると一時に開花が重なり、圃場に花がなくなる時期が発生する事を防ぐためです。
再度ピンチした芽から改めて新芽を吹かせて伸ばす事で、一株の中で開花のタイミングをずらし、作業や採花本数をなるべく平準化する事が目的です。
品種によっては、再度ピンチした場合、1本ではなく複数の新芽が伸びる場合もあります。
これによって、一株あたりの収量を増やす事ができます。


blog_carnation1209_2.jpg


ただし、あまりたくさん芽を吹かせ過ぎると、1本が細くなったりと品質の低下を招く事があるので、注意が必要です。
作り慣れた品種なら、そのあたりのさじ加減がわかっているので大丈夫なのですが、新品種を導入する時には特に気を使います(汗)。
これは、試作の段階でいくつかのパターンでピンチの具合を変えて、品種の特性をつかむ事で極力対応していますが、その年の気候によっても差が出ますので、より注意が必要ですね。

出穂&防除

2023.09. 1

いつまでも暑い中、田んぼでは稲が順調に成長しています。


blog_carnation1208_1.jpg


そして出穂。
タイミングを合わせて、カメムシ対策に薬剤散布です。


blog_carnation1208_2.jpg


ウンカも怖いですが、今のところ兆候はないので、毎年発生するカメムシの方が優先です。
なにせウチの田んぼは、ほぼ放置のWCS用の田んぼと遊休地に囲まれていますから、発生源には事欠かないという悲しい現実が、、、。
今年は、比較的潤沢に水が来たので、その点は安心なのですが、病害虫は収穫終わるまでは気が抜けないですよ。


そう言えば『出穂』。
僕は小さい時から見聞きしていたので、意識する事もなく読み書きできていたのですが、学校の国語の授業で難読漢字に載っていて、びっくりした事を覚えています。


blog_carnation1208_3.jpg


出穂=しゅっすい


まぁ読みにくいんでしょうね。

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