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淡路島でのカーネーション栽培のようすや、日々の出来事をお伝えします  ▼プロフィールはこちら

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淡路地域農業後継者育成シンポジウム\(^O^)人(^O^)/

2009.09.29

淡路地域の農業青年クラブ員や青年農業者、さらに農業経営士などの地域リーダー及び関係者が一堂に会し、農業後継者の育成・確保と相互交流を図ることを目的とするシンポジウムが、淡路農業技術センターで開かれました。主催は、淡路地域農業後継者育成対策協議会です。


まずは、新規就農者の激励があり、次に、兵庫県農業経営士 岡本 和幸氏の講演「私の農業観と後継者への期待」がありました。


次いで、新技術に取り組んで(新技術習得助成事業報告)の発表が、

赤松 孝行氏(洲本市)  「乳牛の蹄管理技術の向上」
小林 剛彦氏(南あわじ市) 「イチゴ育苗における底面給水技術の習得」
上田 直樹氏(南あわじ市) 「給水設備の改善による乳牛飼養管理の向上」
大森 一輝氏(淡路市) 「耕作放棄ガラス温室でのトマト栽培の導入」

と続き、僕も「先端的花き経営発展コース受講」のお題で発表、農業者大学校のアピールをしました(ホンマに良いと思いますよ)。


その後、農業青年組織の活動報告で、「カーネーション若手経営者連絡協議会」「洲本市農業青年会議」「ゆづるは4Hクラブ」から、報告がありました。


この会には4回目の参加となりましたが、新しい仲間が増えるのはやはりうれしいですね。

なんじゃこりゃ~ε=ヾ(;゜ロ゜)ノ

2009.09.28

作業中に、先日放飼した天敵の様子を観察しようと、籾殻とフスマの混合物を手にとって見てみると………


なんじゃこりゃ~!


ごくごく小さな虫が、たくさん動いています。一見アザミウマのようです!
もしかして、天敵の住み家をつくったつもりが、アザミウマの巣になってしまったのか?
めちゃめちゃ焦りながら普及所に連絡して、速攻でサンプルを持って行きました。


顕微鏡を覗いてみると……
ん? 何か違う? 僕の知っているアザミウマに比べて、随分でっぷりしています。
とりあえずアザミウマではなさそうやけど、んじゃ、一体こいつの正体は何やねん?


   


調べているうちに『トビムシ』の仲間ではないかとの意見がありました。
そこで、デジカメで写真を撮り、県の病害虫担当の方に問合せていただきました。
帰宅後に連絡があり、やはり『トビムシ』の仲間で、カーネーションには害は無いとの返答をいただきました。一安心です。


今までと違う事をすると、今までと違う現象が生じるんですね。

たまねぎの種蒔きヽ('ー`)ノ

2009.09.18

先日バスアミド(※1)処理した畑に、たまねぎの種蒔きをしました。

被覆をとり、表層をレーキで撹拌してガス抜きをし、平らに均します。
水をやり、土壌を少し湿らせます。そこに種蒔きするのですが、蒔きやすいように、種にオーソサイド(※2)をまとわせておきます。こうすると種が白り、どこに蒔いたか分かりやすいのです。


なるべく均一に、粗めに蒔いて覆土し、鎮圧します。
その上から、乾燥防止にバーク堆肥を均一に振り掛けます。このとき、EC(※3)が高くなると発芽率が低下するので、注意します。


  たまねぎの種  


さらに、切り藁を敷き詰めて、たっぷり灌水しておきます。
乾燥が大敵なので、2日に一度位のペースで水やりし、乾かないように気をつけます。
種一缶(写真中)で、およそ五畝程度の苗ができます。


※1 バスアミド :土壌病害虫薬剤
※2 オードサイド :殺菌剤
※3 EC :電気伝導度

土壌管理講習会

2009.09.16

施設園芸における、土壌管理研修会に参加してきました。

淡路市内ではカーネーションをはじめとしたストック、バラ、スイートピーなどの施設花卉生産や、トマト、ふき、いちご、軟弱野菜などの施設野菜生産が行われています。いずれも施設内での栽培であるため、土壌の利用率が高い上に外部の環境と隔離されることから土壌養分の過多などに気を配る必要があります。

そこで、施設園芸の安定生産を行うための、適切な土壌管理について習得する、研修会が開催されました。

施設園芸における土壌管理のポイントの
1)土壌養分集積対策
2)堆肥投入の際の留意点
3)注目の資材
等について、JA兵庫アグリ対策部の技術顧問の倉吉 惇一郎氏のお話を聞きました。(右 :最前列かぶりつきで講演を聴く)


以前にも一度お話を伺った事がありましたが、その時は、僕自身が就農して間もなかったため、複雑怪奇な内容に感じられました。
それから数年 たって、少しは農業の事が分かって来たのかな?以前よりも実感として入って来ました。

さて、さっそく『アノ』資材を試してみますかな。何を試すかは後日報告しますね~。

天敵放飼∩ヽ('ー'#)/

2009.09.15

いよいよ天敵放飼しました。
ハダニ対策のスパイカル(ミヤコカブリダニ)と、アザミウマ対策のスワルスキーカブリダニ(※) です。


天敵放飼の前に、隠れ家を作ってやります。
籾殻とフスマを4:1位の割合でまぜ、ほ場の畝に一列に撒きます。籾殻は隠れ家になり、フスマは、ハダニが少ない時のミヤコカブリダニの餌になる微生物の餌となるそうです。
その上にパラパラと天敵を振りかけます。住家あり、食事あり…なかなか恵まれてるんと違うかな?


ヘルパーの農大生とモミガラとフスマをこねこね  天敵の住みかとなるモミガラを敷く
左 :ヘルパーの農大生とモミガラとフスマをこねこね / 右 :天敵の住みかとなるモミガラを敷く


天敵をボトルから振り振り
天敵をボトルから振り振り


うーん…実際、余りの天敵の微細さに目視が…
まぁ、きっと良い仕事してくれるやろうと思います。
希望としては、年内の薬散回数を一桁で乗り切れたら嬉しいですねぇ~。頑張って~!


本ほ場につきましては、兵庫県立農林水産技術総合センター、兵庫県北淡路農業改良普及センターによる効果試験を行っているほ場であるため、あくまでも試験研究の一環として放飼しているものです。

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