春の農作業事故防止啓発運動
2010.05.12
痛ましい農作業事故は、依然として、毎年全国で発生しています。
農業者の高齢化、農業機械の大型化や多様化が進む中で、「農業機械の転落・転倒事故」が死亡事故の原因の3分の1を占め、さらに70歳以上の農業者の割合が5割を超えています。
県内の発生件数は減少しているものの、これと同様な傾向にあり、とくに、春の農繁期には、トラクターの転倒等を原因とした重大事故が発生しています。
そこで、事故防止の啓発を促す統一的な運動を、今年も県内全域で実施することになりました。
当管内の関係機関・団体は、県の農作業事故防止運動にあわせ、「北村山地区春の農作業事故防止運動」を展開します。
実施主体は当農業技術普及課と、北村山地区農業機械士会です。
「水稲春季作業(耕起から田植え)等における農業機械の転落・転倒事故の防止」を啓発テーマに、4月10日から6月10日まで、広報巡回、事故防止啓発のぼりの設置などを行うことにしています。
4月20日には出発式を行いました。関係者の決意と意識を新たに取り組んでいます。