稲の採種ほ審査が終了しました
2010.09.28
稲の種籾は、「主要農作物種子法」で、
「主要農作物(稲・麦・大豆等)の優良な種子の生産及び普及を促進するため、種子の生産についてほ場審査その他の措置を行うこと」 と定められています。
そのため、主要農産物を生産している地域の普及指導員は審査員となり、主要生産物生産ほ場において、栽培中の農作物の出穂、穂ぞろい、成熟状況等について審査したり、発芽試験を行ったりします。
私が担当している安芸高田市は、10品種、約47haの種籾を栽培しています。
審査は7月中旬から8月下旬まで、炎天下で行われます。今年は特に暑かったです!
左 :暑い中の作業でした / 右 :大豆の発芽試験の様子です
農協の営農指導員と栽培農家の立会いのもと、突然変異株や病害虫に侵された株を抜き取ったり、雑草が生えていたら農家に抜き取ってもらうよう、指示させていただきます。
当事務所管内では、稲の他に麦と大豆の採種ほもあります。良質の種子生産には欠かせない仕事です。
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