ブロッコリー研修会を開催しました
2010.02.18
私が担当している安芸高田市は、県内生産量一位のブロッコリー産地です。また、市・JA・県が一体となってブロッコリー栽培を推進しています。
この地域では5~6月頃(春作)と10~11月頃(秋作)の年2回収穫されています。もうすぐ春作の種まきが始まりますので、JA広島北部管内でブロッコリーを栽培している農家に対して研修会を開催しました。28名の農家が集まり、おいしいくて安全なブロッコリー生産のための技術確認と販売方法などの研修しました。
私は、ブロッコリーなどのアブラナ科で問題となっている根こぶ病の対処方法、効果的な肥料の使い方について説明しました。根こぶ病はかびの一種で土の中で根こぶ病菌の胞子が発芽し、アブラナ科等の根に感染すると根にこぶを作り、作物が大きくならない病気です。一度発症してしまった株は防除方法がなく、さらに他の株に感染するのを防ぐため、抜き取らなければいけません。出来るだけ農薬を使わず根こぶ病を発症させないためには、水はけを良くし、土壌の改良をすることがポイントです。
育児休業から復帰して久しぶりに大勢の前で説明しましたので、少々緊張しました。でもブロッコリーは私の大好きな野菜のひとつなのでつい力が入ってしまいました。
春にはおいしいブロッコリーをお届け出来ると思います。ぜひ買って下さいね。