土壌調査
2010.01.18
1月6日、アスパラガス栽培に取り組む予定地区の土壌調査を行いました。
土壌調査は、通常作物が植えられていない、寒い時期にすることが多いです。この日はいつもよりさらに寒く、雪が舞う中での作業となりました。
この地区は、来年度、集落農場型農業生産法人を設立し、水稲とアスパラガス栽培を計画しています。
アスパラガス栽培は転作として取り組むため、排水が良い水田と、潅水施設が必要です。また、一度植えると10年は植え替えることがないので、作付け場所の選定が大変重要になってきます。このため、土壌調査を行い、ほ場選定の参考とします。
調査は、地元の農家と一緒に1メートルの穴を掘り、土壌の状態を見ます。サンプルを持って帰り、指導所で土壌分析をします。この調査は経験を要しますので、普及指導員の先輩に協力をお願いしました。今回は3箇所の調査を行いましたが、場所によってはなかなか掘れない土壌もあり、大変な仕事の一つです。
この結果から、アスパラガスを植栽する水田を選び、土壌改良を行なった後、植え付けが行われます。
収穫は植え付けから2年後となりますが、この調査が実を結び、良い結果となることを楽しみにしています。