子供たちの植えたイネはどうなった?
2009.10.14
10月に入り、稲の収穫もようやく終わって一段落。稲が刈り取られた水田を見ると、ホッとした気持ちになります。
今回は、以前ご報告しました、子供たちの農業体験で植えたイネのその後をお伝えします。
あわら市伊井小学校では、9月にもち米の収穫を行いました。
鎌を使うので、ケガをしないだろうかとハラハラしながら見守りましたが、子供たちは上手に刈り取りしていました。
刈ったイネをまとめるのは難しく、農家の方に習いながら少しずつ上達していく子供たちが多かったようです(写真左)。
イネが乾燥した後は、昔ながらの足ふみ脱穀機で脱穀をしました。脱穀したモミに混ざっているゴミを取り除くために、「とうみ」という装置を使います。
「とうみ」は、今ではほとんど使われておらず、子供たち全員が初めて目にするものでした。風で軽いゴミだけを飛ばしてしまうしくみを教えてもらい、その単純だけど素晴らしい思いつきに感心していたようです(写真右)。
別の機械でモミガラを取り除くと、ようやく約100キロのもち米玄米になりました。
11月には農家の方も交えて、みんなで餅つきを行う予定です。
自分たちの作った餅がどんな味になるのか、楽しみですね。
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