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北海道
田所由理恵

「食遊祭」で情報収集

2016.02. 9

 先日、上ノ国町で「食遊祭」(しょくゆうさい)というイベントが開催されました。
 地域の飲食店や、女性農業者の皆さんがこだわりの「食」を提供(販売)するというお祭りです。「食遊祭」...なんてステキなネーミングだと思いませんか?
 当日は、「てっくい天みぞれ鍋」「ウニ・あわび入汁」「くじら汁」「かたこもち」「豆もち」等々、地域の特産品を活用した調理品や郷土食が、会場を取り囲んだブースで販売されました(全部は紹介しきれないので、興味のある方はこちらをご覧下さい


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左 :ステージでは腕相撲大会が開催! 写真は、小さな女の子と成人男性の戦いです(^^;)
右 :会場は、席がなくなるくらいに大勢の人が訪れました


 さて、この食遊祭。上ノ国町に住んでいない高付加価値化担当者(私)にとって、とても良い情報収集の場になります。
 地域飲食店の皆さんは各店の自信作や工夫を凝らした一品を、女性農業者の皆さんは日頃から取り組んでいる加工品や郷土食を、それぞれ出品します。中には同じ内容の出品物もあるのですが(例:○○のおこわ、△△の漬け物、等)、もちろんそれぞれの味があり、それぞれの特徴があります。

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上ノ国町のゆるキャラ「カミゴン」も登場! 子供達に大人気!(実は私もファンです)


 休日の開催なので、自分の所属や「高付加価値化」は名乗らず、プライベートの一般町民として参加しましたが、販売物の種類や味はもちろん、購入する際のお店の人とのやりとりや雰囲気もチェック! です。

 新年度、上ノ国町の農産物をテーマにした普及活動を計画しているのですが、地域の飲食店や商工業と連携して進めて行こうと思っています。これまでの普及活動の中には、農業以外の業界の情報はまったくなく、さらに自分が住んでいない町の飲食店や商工業のことは、ほとんど分からない...という状況の中、このようなイベントはとてもありがたい場です。

 おいしい料理を頂きながら、普及指導員のアンテナはバリバリ立てて、目と耳と鼻と口と・・・第六感までフル出動して情報収集をしたら、とてもおなかいっぱいになってしまいました(*^_^*)


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情報収集中の普及指導員3名。誰ですか? 「単に楽しんでいるだけじゃないの?」と思っている方は!?

田所由理恵

平成24年から檜山農業改良普及センター所属。25年度に高付加価値に係わる仕事に変わりました。北海道に新幹線が来るのも間近!北海道の入り口で地域農畜産物の付加価値向上に邁進します。

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