普及指導員の「目合わせ会」~職場研修~
2014.10.30
わが檜山農業改良普及センターは、管内に本所1カ所・支所1カ所で活動をしています。北海道の中では小さい規模の普及センターです。
しかし、本所・支所がそれぞれに活動をする中で、技術や情報の交流がおそろかになってはいけない! と、計画的に各専門での研修会を行っています。
今回、園芸担当職員の職場研修が行われ、普及センター本所・支所の園芸担当普及指導員のほか、檜山振興局農務課・道南農業試験場技術普及室の関係職員が参加し、今年度の生育状況の確認と栽培試験等の実施状況確認、情報交換等を行いました。
会場は支所管轄のせたな町と今金町。
まず、せたな町農業センターの野菜苗の育苗状況、畑作物・野菜の試験展示ほの状況を確認し、その後、今金町の指導農業士宅でミニトマトの栽培についてと、農業法人経営でブロッコリーの栽培状況等の研修を行いました。
左 :せたな町農業センターで、ほうれんそうの比較試験について状況確認と研修。病害に強い品種の選定が期待されています
右 :今金町指導農業士宅のミニトマト選果施設。労働軽減やコスト低減に関する様々な取組状況を研修
日常の業務に追われる中で、このような研修は各自が担当している地域との比較や情報の交換、また、檜山全体の園芸作物の課題や将来性等を考える機会となり、改めて"同じ目線や方向性で活動をして行こう!"と、意義ある研修になっています。