檜山スイーツを食べに檜山に行こう!
2014.06.16
北海道新幹線開業を控え、JR江差線が5月11日で廃止になりました。
田んぼや畑の中をぬうように走り、日に数本行き来する列車は、時には作業する農業者の"時計"の役割も果たし、地域に根づいたローカル線でした。
江差線最終駅の江差町は、にわかにファイナルフィーバーとなり、週末は廃線を惜しむ人や鉄道マニアの人々が街を往来していました。
左 :畑の中を走る江差線(前面に「さようなら江差線」のメッセージボード付き)
右 :最終日の最終便を見送る町の人々(農業者の方も駆けつけていました)
江差町や奥尻島、"海のプール"の乙部町、"親子熊岩等の奇岩"のせたな町等、檜山地域には多くの観光資源があり、これからのシーズンは北海道内外から多くの観光客が訪れます。
この観光客に檜山農業をPRしようと、『檜山の農畜産物を活用したスイーツマップ』を整理しています。
「檜山には檜山産の農畜産物を活用したおいしいスイーツがたくさんあります!」と、意気込んで始めた調査でしたが思っていたより少なく、一部の菓子業者からは"檜山では何を生産しているの?"と聞かれる始末...(-_-;)。
"地域産の物を活用したいけど、ロットや供給システムの問題から活用していない"との話もあり、思わぬ課題が明確になった活動でした。
檜山農畜産部物を活用したスイーツの紹介(地域内外へ)とともに、檜山農畜産物自体のPR(地域商業者へ)も進めて行かなければなりません。
★一部紹介します ~まだまだあります。檜山スイーツマップ完成をお楽しみに!
左 :厚沢部町産黒豆を使ったロールケーキ
右 :せたな町産米粉を使ったべこもち
左 :乙部町産ゆり根を使った最中
右 :江差町産イチゴを使ったケーキ
実はこの活動、新幹線開業ばかりをイメージして、冒頭の江差線廃線ファイナルフィーバーを全く予測していませんでした。街行く人々を見ながら、『もう少し早く取り組んでいたら...』と深く深く反省。
活動の「時」と「機」の重要性を改めて実感しました。
『あぁ、大きなチャンスを逃がしてしまった...(-_-;)』(←心に浮かぶ独り言です)
さて全国の皆さん、今年の夏は、檜山スイーツを食べに、檜山へいらしてください!