女性農業者、がんばる!! <後編>
2013.01. 7
~檜山の普及指導員もがんばる!!!~
前回紹介した「檜山農村女性フォーラム」の後編です。
このフォーラムは、檜山農村女性グループネットワークが主催で、前回紹介した郷土食はネットワークに加入する各グループのみなさんが出品したものです。
その列に、異色の1グループが!!
名札に「男組」と書かれたこのグループは、実は農業改良普及センターと振興局の担当職員により組織(?)されたグループで、当日は「鹿肉ハンバーグ」を出品!
左から3名が普及指導員(佐々木主査、浦部主査、立野専門普及指導員) 右が振興局農務課 原農業経営係長
「鹿も地元の食材!?」と思われるでしょうが、北海道では全道的に野生のエゾシカが増加し、農作物への被害が大きくなっているのが現状です。
エゾシカ駆除の取り組みとともに、活用についても、各地で進んで来ています。
この日出品された鹿肉ハンバーグは、グループネットワーク会員の提供とのことで、"男組"は「オレたち焼くだけ...!(^^)!」と言いながらも、慣れた手つきで(単身赴任生活の成果!?)鮮やかに、焼いて提供→説明して焼いて...と、見事なさばきっぷりでした。
ハンバーグを焼きながらトマトソースの説明(3人、息が合ってます~手の動きが一緒!)
その鹿肉ハンバーグは、鹿肉の臭みを消し、しかしながら、豚肉でも牛肉でも味わえない独特の風味をいかし...と、なかなかの一品! 添えたソースも地元産トマトをベースに手作りのオリジナルソースで、参加者にとても好評でした。
日ごろ手にしている水稲や畑作物をフライ返しに持ち替えて、農村女性グループネットワークとともに奮闘した、普及指導員達でした(*^_^*)
▼檜山農業改良普及センターのホームページにも掲載しています