日高管内農業研究大会開催!
2010.01. 4
農業の担い手不足、後継者不足は、日高地域でもことあるごとに話題になっています。
そんな中、各地で活躍する、4Hクラブの農業研究大会が開催されました。
日高支庁管内には、4つの4Hクラブ(平取町、門別、新冠町、浦河町)があります。
去る12月9日、新冠町レ・コード館シアターで開催された「日高管内農業研究大会」(主催:日高管内農業研究大会実行委員会)には、日高管内から約30名の4Hクラブ員が集まり、一年間取り組んできた活動について、交換を行いました。
プロジェクト発表部門として、日高管内の全4Hクラブが1課題ずつ、プロジェクト活動の取組みについて発表。審査の結果、繁殖牝馬別に一頭当たりの収支点検に取り組んだ、浦河町4Hクラブの「要?不要? ~繁殖牝馬の価値を見極める~」が最優秀賞に選ばれました。
左 :プロジェクト発表部門 / 右 :審査員からの質疑&アドバイス
また、静内農業高等学校による「アイスプラント ~新たな地域野菜へ~」の特別発表があり、農業高校での取組みが紹介されました。
大会には、指導農業士・農業士をはじめ役場、農協などの関係機関や関係団体、農業高校、消費者協会など、幅広い方面から多くの方が出席。青年達の活動成果に耳を傾け、それぞれの立場から、感想やアドバイス、また、活動に対するエールを送りました。
夜には意見交換会が開催され、地域を越えて交流が行われました。
プロジェクト発表部門の浦河町4Hクラブは、1月14~15日に札幌市で開催される「北海道青年農業者会議」に日高代表として派遣されます。大会での彼らの活躍が期待されています。