デパートで地元の花を展示即売
2009.02.20
「自分で生産した花を直接消費者に売り、地元の花をPRしよう。」
「消費者がどんな花を好むか、対面販売で感じ取ってみよう。」
さいたま市の3戸の若い花生産者「さいたま花のマーケティングクラブ」が、こんな目的で、そごう大宮店を会場に展示即売を行いました。
この取り組みは、昨年に続いて2回目。バラ、キンギョソウ、トルコギキョウの切り花と、桂花(サイネリアの仲間)の鉢花を扱いました。
左 :さいたま花のマーケティングクラブのメンバー / 右 :桂花の鉢花、浜野園芸
左 :キンギョソウ、トルコギキョウの切り花、木村花園 / 右 :バラの切り花、小山ばら園
午前中は2人しかお客さんが来ず、やはり不景気なのかな・・・・と前途に不安を感じました。
しかし、夕方にはまとまって買ってくれる人も出て、昨年より多い65,000円の売上げがありました。
バラの花は、色によって売れ方が大きく違う、同色の花で作った花束の方が混合よりもよく売れるなど、消費者の好みについての理解が深まりました。
売り方については、チラシの配布や呼び込みなど、もっと積極的にやったら良かったのでは、とか、水揚げなどの準備ができていなかったため、販売チャンスを逃したことがあったなど、反省点も見つかりました。
この経験を、今後の経営に活かしてもらいたいです。
左 :さいたま市担当の青木普及指導員
右 :昨年度この企画を仕掛けた黒澤普及指導員。今年は県庁勤務であるが支援に登場
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