1歩前へ!IFEXに出展
2008.11.25
売上拡大、販路拡大のために、生産者は何をすればよいのでしょう?
良い物を作ることは基本中の基本。その上で、いかにその製品を知ってもらうかの工夫や努力が必要になってきます。待っているだけでは売れないこの時代、営業活動の必要性を認識し行動に移している、若い農業者の活躍が目立ちます。
先日、花業界アジア最大の国際商談展とされる「国際フラワーEXPO:通称IFEX」が、千葉市の幕張メッセで開催されました。写真右 :IFEX全景
埼玉県農業大学校花き教室卒業生の団体である「FMC」は、今年始めて出展しました。
中心となって準備を進めてきたのは20代~30代の農業者です。責任者の小泉氏(さいたま市)は、3日間の会期中、いろいろな業者と会うことで新たな取引をまとめたり、新しい包装資材の導入を決めたりすることができた、PR方法の改善点を見つけることもできた、と出展の成果を語ってくれました。
左 :FMCのブース前で小泉氏と / 右 :宅配のできる洋蘭屋。PRビデオが流れている
県内の6戸の洋蘭生産者からなる「宅配のできる洋蘭屋」は、すでに何回も出展している団体ですが、今年は森田洋蘭園(川越市)の専務(後継者)が脚本・演出したPRビデオを放映するという、新たな取り組みを行っていました。
これからも、1歩前へ出ようと努力する農業者を支援し続けます。
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