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埼玉県
鈴木知子

さいたま市シクラメン巡回

2008.08.12

 埼玉県南部では、消費者が多いという利点を生かして直売用のシクラメンが生産されています。生産者達は技術の研鑽や情報交換のために、地域ごとに研究会を組織しています。お互いのシクラメンを見て回る「現地検討会」を年に2~3回行っています。
シクラメンの現地検討会。皆でハウスを見て回る


 8月6日、さいたま市シクラメン研究会(8戸)で現地検討会が行われました。
 園主が管理状況を説明、鉢土の肥料濃度を普及指導員が測定、今後の管理の注意点などについて皆で意見を出し合う・・・といった流れで進んでいきました。今年はまあまあだな、とか、このあいだははちょっとボリュームが足りないと思ったけどここで葉っぱの数が増えてきたな、なんて言いながら。


 今年は去年ほど高温に悩まされることなく皆無事に夏越しができたようです。8月下旬からは仕上げ鉢への植え替えをし、11月下旬からの出荷に向けて株の充実を図っていきます。
写真 :シクラメンの現地検討会。皆でハウスを見て回る

(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)

鈴木知子

埼玉県さいたま農林振興センター普及部の技術普及担当で、主に花植木と経営を担当しています。 埼玉県では女性農業改良普及員の1期生です。 農家と、若手の普及指導員が、夢を持って活動できるように支援していきたいと考えています。

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