普及活動における二番目の楽しみ
2009.03.10
私たち普及指導員の活動は、農業者や農業者らが属する地域や組織を対象としています。
普及活動の結果、望ましい変化が確認され、その対象者から「良い情報をもらえました」とか、生産性や経営者の意識・地域の構造などに「良い変化がありました」といった報告の言葉をいただくことは、最も嬉しい瞬間であり、普及指導員をやっていて良かったと感じる時です。
普及指導員は、全国に約八千人が配置されています。時に都道府県を越え、共通の課題について、情報の共有や、検討を行うことがあります。
こうした検討会等に参加すると、以前お会いした他県の普及指導員や、試験研究機関の方々との再会の他、新たな出会いや、さらには新たな知見が得られるなどの効果もあり、普及指導員をやっていて良かったと感じることが多くあります。
この日は、東北農政局が主催する、自給飼料増産を目的としたシンポジウムが開催され、本県の「トウモロコシを中心とした自給飼料増産の取り組み」について発表しました。
報告に際しては、質問・意見・感想をいただくことが出来、大変良かったほか、やはり以前研修でご一緒した、他県の普及指導員や大学の同窓生などとも会い、情報交換ができました。
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