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愛知県
佐光佳弘

大豆の検査に出会う

2009.01. 7

 12月の半ば、大豆の収穫が盛んに進められていました。収穫された大豆は、所定の水分状態まで乾燥させた後、選別機によって大粒、中粒、小粒などに分類されます。選別はJAの施設内で、JA所有の選別機を使って行われます。選別の現場に行くと、おおよその大粒比率や収量、病害虫の発生状況等が分かるので、よく足を運んでいます。

 12月16日、選別の現場に行ったところ、すぐそばで大豆の検査が行われていると聞きました。検査の様子を見ることはあまりないので、さっそく顔を出してみました。

検査会場にずらりと並べられた大豆  
検査会場にずらりと並べられた大豆


 検査会場には、袋詰めされた大豆がたくさん並べられていました。検査では、検査員が袋の中から大豆を取り出し、汚れた豆や変形豆の混入具合等から、1等、2等などに区分します。この検査の結果も、次作の対策を立てるのに有効なデータとなります。検査の結果が出そろったら、JAの担当者と一緒に分析し、より安定した大豆生産を目指して、対策を考えていきます。


袋の中から大豆を取り出し、検査員が実際に豆を見て検査します  見せていただいた大豆は、とてもきれいでした
左 :袋の中から大豆を取り出し、検査員が実際に豆を見て検査します
右 :見せていただいた大豆は、とてもきれいでした


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佐光佳弘

愛知県海部農林水産事務所農業改良普及課(海部農業普及指導センター)の技術指導グループで、作物担当として仕事しています。 県職員12年目ですが、職場では3番目に若い新米です(職員数は18人)。

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