大豆共励会で今年の作柄を確認!
2008.11.26
11月17日、JAの受託部会で大豆共励会があり、部会の役員、JAの担当者等と一緒に大豆の栽培ほ場を巡回しました。
この巡回で、今年の作柄、刈り取り適期の確認をするとともに、先進的な取組を行ったほ場を見て、その結果を確認してもらいました。
写真 :部会役員やJA担当者と大豆ほ場を巡回
海部南部地域の大豆は、6月下旬から8月初旬にかけて種まきされました。11月17日時点では、種まきが早い地域ではすでに刈り取りが始まっており、遅い地域ではやっと葉が落ちたというところです。小麦の種まき作業もありますので、その合間に大豆が収穫されます。
新しい取組を行ったほ場で、摘心したところを見ていただきました。
写真 :写真の左側が摘心した部分、右側が摘心していない部分。大豆の倒伏程度が異なります
今回見てもらったほ場は、夏場に土壌がよく乾燥し、摘心後にあまり生育が進まず、摘心しなくてもほとんど倒伏しませんでした。しかし、摘心していないところはやや傾いており、もし夏場にあまり乾燥しなかったら、倒伏していたと思われました。
摘心する機械が市販化されておらず、普及には障害もありますが、大豆の倒伏を軽減する技術として、今後も生産者の皆さんに紹介していきたいと思います。