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blog_hukyu_katano_f.jpg秋田県
片野英樹

みなさん初めまして!秋田県の片野です。

2023.06.23

 秋田県由利地域振興局農業振興普及課で作物を担当している片野といいます。今年度末まで「普及指導員ブログ」コーナーに投稿することになりました。今年度から管理職になり、現場が遠ざかったものの、課員にまとわりついて様々な品目の活動を紹介したいと思います。不定期更新ですが、よろしくお願いします。


 今回はそばについてお話しします。
 水田活用の直接支払交付金交付対象水田の見直しにより、5年間に一度も水張りをしない農地は交付対象外となります。
 当管内において、そばは遊休農地解消の重要な品目であり、県内でも屈指の作付地となっておりますが、湿害に弱いため、田畑輪換や水張りに対応できない農地が多く、多くの農地が交付対象外となる可能性があります。
 秋田県では、交付金に頼らなくてもそば栽培が継続できる単収(100kg/10a)を目指そうと、今年度から当管内で実証ほを設置しています。


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 30年ほど普及指導員をやってきましたがそばの実証は初めてで、ましてや若手普及職員は栽培もわからない状態です。そこで、筆者が老体にムチを打ち、実証ほを担当することにしました(内心現場に出られるのでヨロコンデイマス)。


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 今年度は改良資材の有無やミツバチの有無による単収向上を実証していますが、はたしてどうなることやら。

片野英樹

秋田県で平成4年度採用から普及指導員ほぼ一筋で30年経ちました。主に水稲・大豆担当でしたが、一時期集落営農や法人育成にも携わりました。現在は裏方として、水稲新品種「サキホコレ」の普及に取り組んでいます。

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