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後藤美智子

PDCAで大事なのは次のA

2022.11.10

 前回、OJTの取組として実施したぶどうのその後です。
 生産者の園地でぶどうを収穫する時期(10月)がやってきました。

 生産者と私とJAの1年生の3人で、出来を確認します。
 房の形、房の重さ、1粒の大きさ、糖度.........(持ち帰ってから確認した項目もあります)。


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JAの1年生作


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普及1年生作(肩の1粒は高温障害で焼けていました)


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こういう房を次作は目指したい


 JAの1年生に目標通りの果実か尋ねると、経過観察と同様に「粒の肥大や房のバランスを良くするためにもう少し摘粒が必要だった」との感想でした。そのためには、次作はどうするのか意見を聴きます。
 今回は実施した作業は摘粒のみでしたが、花穂の調整からするとつくりやすくなります。"ぶどう"は1年1作です。1回で得た経験を、次の栽培に活かすことがとても重要です。


 生産者からは、「みんな上出来」とのお褒めの言葉をいただきました。
 せん定講習会の場所とすることも調整できたので、次は『せん定』でお会いしましょう。

後藤美智子

大分県豊肥振興局にて“果樹に関わる人を地域に増やす・地域にやりたい仕事をつくる”を目標に普及活動に取り組んでいます。転職して公務員(農業)になりました。普及員は6年目です。

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