業務内容を紹介します!アスパラガス編①
2021.06. 3
岩手県久慈農業改良普及センターの菅野(かんの)です。
この4月に内部異動がありまして、「経営指導課」から「産地育成課」の所属となりました。昨年度に引き続きヤマブドウに加え、今年度は新たにアスパラガスなども担当することとなりました! 新しい業務の内容も今後お知らせしていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします!
さて、第8回目の今回は、今年度から新たに担当になったアスパラガスについて紹介します!
当地域はほうれんそうが主力の産地ですが、生産者の高齢化や、労力不足などにより近年生産量は減少傾向となっており、空きハウスなどが増えているのが実態です。
そこで、今年度は、空きハウスを活用した生産者の所得向上に向け、省力的で収益性の高い品目として、アスパラガスの半促成栽培実証を実施することとなりました。
1年目は株養成期間なので収穫は出来ませんが、2年目からは春芽が収穫できる予定です。
定植1年目のアスパラガス。新しい芽も出てきて、順調に生育しています
普及センターでは、2年目からの収穫が順調にできるよう、栽培管理や病害虫防除など、栽培に係る支援を実施しています。
今後は、2年目の収穫状況を確認し、収益性などについて検討していくこととしています!