御抜穂式
2023.10.16
江津市桜江町で作付けされている献穀田(※)の「石見高原ハーブ米きぬむすめ」の御抜穂式が9月にありました。
「抜穂式(ぬいぼしき)」とは、新嘗祭に献納する新米を収穫する神事のことです。
※ 献穀田:天皇陛下に献上するお米を作る田のこと
当日は天候に恵まれ秋晴れとなり、気温はやや高めといった状況でした。
来賓の大部分は農業関係者。ほ場では手慣れた感じで作業をおこなっていました。
最近の収穫はコンバインが主流ですが、御抜穂式では、最近は少なくなった「はで干し」(天日干し)での乾燥です。
江津市桜江町は江の川の下流域で、水害の多い地域ということで、当初から心配する声もありましたが、今年は水害もなく、台風の被害もない近年稀な年となり、裏方としてはほっとしています。