たまねぎの移植がほぼ終わりました
2022.12. 7
島根県内のたまねぎ移植の大部分は11月で、山間部から平地にかけて、徐々にタマネギ苗の移植が移動していきます。
管内の栽培面積は増加しており、移植には歩行型の移植機械が使われるようになってきています。移植機械はJAが貸し出しをおこなっており、20~30aで使用するには重宝しています。手植えに比べると、ずいぶんと省力化を計ることができますが、苗や土の状態によってはきちんと移植ができていない場合もあるため、補植をおこなっている状況です。
そんな中、11月中旬に、管内で乗用型のたまねぎ移植機械の実演会が開催されました。ロスも少なく、小さな面積でも機械がほ場に入れば、乗用型のほうが有利だと思いました。
普段、野菜の機械を見ることが少ない地域なので、この日は多くの見学者がありました。
収穫についても、現在、歩行型収穫機械の貸し出しが行われています。
今後、乗用型の収穫機械の導入等も検討する必要があると考えられますが、県内で利用されている収穫用鉄コンテナへのサイズ対応ができていないため、フレコンバックで対応している状況で、収穫後にコンテナへの移し替えをしています。
また、たまねぎ栽培の大部分は水田となるため、排水対策もあわせて指導しているところです。