農業用廃プラスチックの回収日は
2021.12. 9
大田市には、市・JA・共済・浜覚肥料(株)などで構成された「環境にやさしい農業推進協議会」の中に「農業用廃プラスチック適正処理部会」があります。プラスチック処理は1日に2カ所、2日間合計で市内4カ所で実施しますが、年1回の開催のため、多くの廃プラスチックが集まります。
場所によって、廃棄物の内容は少し変わります。山側の収集場所では古くなった稲の苗箱が多く、平場の地域では、ハウスのビニールがたくさん持ち込まれます(平場でも稲は多く栽培されているのですが、まとまった量になるので、個別に業者に引き取ってもらっているようです)。
プラスチックの回収なので、金属部分は事前に外すように案内をしていますが、そのまま持ってくる人がいます。また、大部分の人が現場に来てから書類(委任状※)を記入するため事務がスムーズに流れず、軽トラ渋滞が発生します。
※回収するプラスチックは協議会で預かって、まとめて産業廃棄物業者へ渡すので、農家から委任状を提出してもらう必要があります
現在、「美味しまね認証ゴールド」(島根県版GAP)を指導する中で廃プラスチックの適正処理も指導しているので、地元農業者のニーズが高い取り組みのひとつです。が、普段、力仕事をしていない自分としては、キツい仕事です。