「中間検討会」でキャベツの排水対策を検討
2018.02. 8
私が所属する技術普及部で、中間検討会が開催されました。
普及計画について、年度の中間に検討する会なので「中間」と銘打っていますが、県内9カ所の地域普及部(支所)の検討会が10月に開催されるため、当部の検討会は例年11月になります。
検討会では、全国農業システム化研究会で取り組んでいる「水田でのキャベツ生産における排水対策」も、課題として取り上げられました。
昨年度は湿害で、商品としては、ほとんど収穫ができなかったキャベツですが、今年度はなんとか売り物になるキャベツができそうだという内容でした。
穿孔暗渠機カットドレーン(左)と 排水対策をしたキャベツほ場(右)
年明けにほ場に行ってみると、キャベツが順調に生育していました。
島根県では、排水の問題が解消すれば、野菜作りがうまくいく農地が多くあるため、この技術に期待が寄せられています。
そして、もうひとつの問題として、労働力不足があげられます。労働力が年々弱体化しているため、さまざまな農産物生産において、機械化が望まれています。