うめ産地の振興を目指す(part1)
2017.09. 1
こんにちは。埼玉県川越農林振興センターの三橋です。
私が担当している越生町では、うめやゆずなどの果樹が栽培されています。特に梅は県内一の産地であり、町内の梅林は関東三大梅林のひとつとして観光客にも人気があります。
しかし、人も樹も高齢化が進み、園地は徐々に減少していく状況。
そんな中、生産者やJA、行政等が協力して産地を活性化させる取組を進めています。
先日は、生産者の代表、町役場、JA、農林振興センター等が集まり、うめ産地の振興について話し合いを行いました。話し合いの内容は、おもに老木園の改植・新植と、地域在来うめのブランド化について。2時間以上にわたり活発な意見交換がなされ、大変充実した会議となりました。印象的だったのは、皆前向きな発言が多いこと。産地をより良くしていきたい、という思いを感じます。
とはいえ、実際の取組はこれから。
うまくいくだろうか? という不安と、地域の発展に関われるわくわく感とが入り交じります。(つづく?)
8月は土用干しのシーズン。1カ月近く続いた曇天長雨がやっと終わり、梅農家では天日干し作業のまっただ中。おいしい梅干にな~れ