普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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青森県
田島聖一

普及指導員資格試験について

2016.09.14

 8月18日、19日の2日間にわたり、仙台市のハーネル仙台ビルにて、普及指導員資格試験を受験してきました。


 そもそも「普及指導員」とは、農業者に直接接して、農業に関する情報を提供し、農業者の皆さんの農業技術や経営を向上するための支援を専門とする、国家資格を持った都道府県の職員です。そのため、普及業務に携わる先輩方は皆この資格を持っています。合格率は50%前後となかなか簡単には合格できない試験となっており、私も休日返上で必死に勉強しました。


 試験の内容ですが、3つの審査課題があります。
 審査課題アは、農業等に関する基礎的な知識の有無を判定する五肢択一式問題。
 審査課題イは、農業等に関する高度かつ専門的な技術に関する知識及びその応用能力の有無を判定する、記述式問題。
 審査課題ウは、農業の現場における課題を解決するのに必要な地域の現状の把握、普及指導計画の策定及び現場の指導等に関する企画立案の能力並びに普及指導活動手法に関する知識の有無を判定する、記述式問題となっています。


 どの課題も非常に難しいのですが、普及指導員として必ず覚えておかなければならない内容です。


 試験結果は11月上旬の発表で、一次試験に合格すれば二次試験として面接が行われ、この2つに合格すれば、晴れて一人前の普及指導員として活躍できます。
 結果が発表になるまで、一日も早く先輩方に追いつけるよう、勉強してまいります。

田島聖一

青森県上北地域県民局地域農林水産部農業普及振興室に配属となり3年目。前職は農協職員として販売業務を中心に産地形成に携わる。野菜・果樹・花きの基本を先輩から教えていただき、現場を通じて日々勉強中。

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