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岩沢正浩

岩沢正浩

福島県会津坂下農業普及所で経営支援課長をしている岩沢です! 会津生まれの会津育ち、「ふくしま大好き」花き担当普及員です! 職場の普及員とタテヨコナナメのつながりを深め毎日楽しく普及活動しています!

切り花の「目揃え会」に参加しました!

2015.06.26

 こんにちは!
 福島県会津坂下農業普及所のマーボー普及員こと岩沢です!


 さて、2回目の普及活動レポートは...「花き担当普及員」としての取組です!
 先日、地元会津坂下町を拠点とする切り花生産組織の「カスミソウ」「ヒマワリ」の目揃え会に参加し、本格出荷を前にアドバイスを行ってきました!


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左 :今回の活動エリアの「会津坂下町(あいづばんげまち)」の位置図
右 :ヒマワリの栽培ハウスで収穫作業に汗を流す元気いっぱいの生産者の皆さん


 「目揃え会」とは、生産者が一同に会し、個々に生産した切り花を統一した出荷規格や選別基準に満たすよう、収穫するタイミングや結束方法などについて「目」を「揃える」取組です。産地ブランドを維持するためにとても大切で重要な取組なのです。


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左 :カスミソウの収穫のタイミング、調製方法等について注意点が示されました
右 :ヒマワリの花はすぐ開いてしまうので、一番左側の状態が収穫適期です

 

 このような場における私たち普及指導員の役割は、

①今年の気象経過から想定される病害虫防除対策や栽培管理のポイント
②試験データ等に基づく切り花の鮮度保持技術に関する留意点
③他産地の動向や新技術情報の提供

などなど、今すぐに必要な情報と、今後必要になる情報を分けて産地ブランドを維持できるようアドバイスを行うことです!
 そして、私マーボー普及員がこのような機会に最も大切にしているのが「本当にこれで良いのか?」と常に客観的に見ること!です。そのために積極的に生産者と懇談し、皆さんの取組や考え方をインタビューすることを心がけています。
 こうした取組をとおして、今この産地がさらに飛躍できる取組は何か? 技術的な課題は何か? などを考え、次のアクションに結びつけています。


 6月~10月は福島県から沢山の切り花が全国各地に出荷されますので、その中でも特に「会津産」の切り花を見つけたら、ぜひとも購入してくださいね~!!


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JA会津みどり洋花専門部会の皆さんです! 応援してくださいね!

新採普及員研修の講師を務めてきました!

2015.06. 8

 みなさんはじめまして!
 本日から情報発信を行います、福島県会津坂下農業普及所の岩沢と申します。
 マーボー普及員と呼んでください(笑)。


 さて、初めての投稿は...
 マーボー普及員、先日、新規採用普及員を対象とした研修会の講師をしてきました。
 テーマは「私の農業技術者としての活動」です。


 フレッシュな職員21名の前で約1時間...花き担当普及員として取り組んだキク、トルコギキョウ、カスミソウ産地等の産地育成、認定農業者や集落営農推進をとおした人づくりや地域づくり、複式簿記指導や法人化支援などなど、ちょっと大げさに「人を動かし地域を動かした」お話をさせていただきました。少しは伝わったでしょうか!?


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新規採用職員と私(マーボー普及員/前列中央)
(クリックで拡大します)


質問タイムでは、

●先輩の今の目標は?
●農業者や関係機関からの信頼を得るにはどうすればよいか?
●情報収集はどのように行っているか?
●採用初年度にやってよかったこと、やらないで後悔したことは?
●学ぶべきことが多い普及指導員は、まず何から始めれば良いのか?
●普及指導計画の目標を達成するためにはどうすればよいか?

 などなど、高度な質問にあたふたしながら回答させていただきました(笑)。


 福島県の普及指導員(農業技術職員)は、ここ5年間で100名程度採用しています。東日本大震災からの本県農業の復興・躍進のキーパーソンである若手普及員の育成も、私たち先輩普及員に課された使命だと思います。ともに成長していきたいと思います。

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