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笠原 均

お祭りには、情報がいっぱい(その3)

2015.03.25

 前回まで、JA納涼会を舞台にして、見知らぬ人達との人間関係を構築する方法を書いてきました。
 一期一会という言葉は好きですが、普及指導員と農家が一期一会では困ります。そこで、その場で「相手を記憶」し、「相手に記憶される」必要があるのです。


【私は、こうやって人を記憶している】
 「年を取ると、名前と顔が一致しないのよね~」と言っている人を、私は何人も知っています。
 時々、
「あなたは、若い頃から一致しない話をしてませんでしたか?」
と聞いてみたくなるときがありますが、
「おまえもそうだろ!」と反論されると困るので、ぐっと気持ちを抑えております。

 でも、仕事なので人の名前を覚えない訳にいきません。そこで今回は、私の記憶方法をご紹介します。


【場所で覚える】
 先に紹介した納涼会の場合は、図のように、座っている位置関係で、その人の名前と特徴を記憶してます。


kasahara_17_1.jpg
位置関係は割と記憶しています


 ついでに、私は、いつもカメラを持ち歩いているので、
「せっかくですから、今日の記念に写真を撮りたいと思いますが、いかがでしょう?」
とテーブルの人に声をかけると、たいてい撮らせてもらえます。

 私のための記念にもなるように、カメラマンを変わってもらって、自分も写真に入ることがあります。
 これで、メモと付き合わせれば、顔と名前が完全に記録できます(記録であって、記憶ではありません)。


kasahara_17_2.jpg
4Hクラブに入りそうな青年発見! 
*リーダーへの期待大(*^▽^*)/

笠原 均

青森県の農業改良普及指導員(普及員)です。普及員歴はすでに20数年となるのですが、お話し好きが高じて、農業の担い手育成を担当していることが多いです。 プライベートでは、「気分はプロフェッショナルカメラマン」、「YouTube再生回数が伸びないけど作曲家とウインドシンセサイザー奏者」です。 加えていうと、15年前から音楽の秘められた力をフル活用して地域おこしをやっています。そんな活動のお陰で町内会役員から目をつけられ(勧誘され)、町内会の理事なんかやっています。もちろん、町内の草刈りやしめ縄づくりも、町内会最年少として参加しています。

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