お祭りには、情報がいっぱい(その3)
2015.03.25
前回まで、JA納涼会を舞台にして、見知らぬ人達との人間関係を構築する方法を書いてきました。
一期一会という言葉は好きですが、普及指導員と農家が一期一会では困ります。そこで、その場で「相手を記憶」し、「相手に記憶される」必要があるのです。
【私は、こうやって人を記憶している】
「年を取ると、名前と顔が一致しないのよね~」と言っている人を、私は何人も知っています。
時々、
「あなたは、若い頃から一致しない話をしてませんでしたか?」
と聞いてみたくなるときがありますが、
「おまえもそうだろ!」と反論されると困るので、ぐっと気持ちを抑えております。
でも、仕事なので人の名前を覚えない訳にいきません。そこで今回は、私の記憶方法をご紹介します。
【場所で覚える】
先に紹介した納涼会の場合は、図のように、座っている位置関係で、その人の名前と特徴を記憶してます。
ついでに、私は、いつもカメラを持ち歩いているので、
「せっかくですから、今日の記念に写真を撮りたいと思いますが、いかがでしょう?」
とテーブルの人に声をかけると、たいてい撮らせてもらえます。
私のための記念にもなるように、カメラマンを変わってもらって、自分も写真に入ることがあります。
これで、メモと付き合わせれば、顔と名前が完全に記録できます(記録であって、記憶ではありません)。