老眼!?普及指導員お薦めツール(その4)
2014.12.10
このスマホ顕微鏡シリーズ、こんなにひっぱるつもりはなかったのですが、前回 くどくど解説していたら、すっかり長くなってしまいました。
<作品紹介>
さて、一番やりたかった写真の自慢・・・ではなくて、撮影した写真の一部を紹介したいと思います。
【アルストロメリア】
まずは、花担当ということで、アルストロメリアの花びらです。
水滴は霧吹きでふいたものです。かなり水をはじいているのがわかります。
つづいて雌しべ。
花全体をながめていることが多かったのですが、雌しべをアップで見ると、実に面白い形状をしています。先が三つに分かれています。
【庭に咲いている花シリーズ】
庭に咲いていた朝顔は、こんな感じに・・・
なかなか控えめな雄しべとマッチして、クールな色合いです。
その次は、収穫を忘れられたと思われるアブラナ科の花と蕾。
なかなかきれいです。
さて、次は、外来種だと思うのですが、名前がわかりません。
どなたかご存じですか?
【果物】
続いて、いちごです。
人工物のようにも見えます。まじめに見たことはありませんでしたが、なかなか毛深いです。
【昆虫シリーズ】
トマトに付いていたオンシツコナジラミです。
トマトを汚す憎らしい奴ですが、「黒い目」は、なかなかカワイイです。
ちなみに、上に見えるのは、何を隠そう私の指ですね。
保冷剤の上で冷却されているカメムシ。
芸術家気取りで、露出をアンダーにしてニヒルな雰囲気に仕上げました。
普通に撮影するとこんな感じに・・・
後ろに白く見えるのは、苦戦の末、巻いたガムテープ。
(注意:これは一眼レフで撮影したもの)
【努力賞】
命がけで撮影したスズメバチ。
実に「ワル」って顔をしています。さすがに危ないので、殺虫剤で弱らせて撮影しています。
触角が少し曲がってしまったのが残念・・・orz
【総括となりますが】
皆さん、今回の内容はどうでしたか?
「全然、普及と関係ないじゃないか!」
・・・おっしゃる通りです。毎回、そんなことを言っているような気がします。
でも、わずか数千円の「顕微鏡レンズ」で、こんなに遊べるとは思いませんでした。
このアイテム、皆さんのアイデアで、さらに可能性が広がると思います。
今回のテーマが、皆さんの普及活動の一助になれば、大変うれしく思います。
なお、私は、普及指導員ですが、昆虫の専門家でも、植物の専門家でも、さらに「写真家」でもありません。
ですから、
「虫の名前が間違っているよ!」
とか
「カメラ用語が違っているよ!」
とか言われても、
「は~、そうですか~。」
と、頭をかくだけですので、何かに気が付いても、
何ごともなかったように、水に流してください。
そんなわけで、Good luck!
(写真は、前にも書いたように「イメージ」です)