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大分県
塩崎洋一

久々の肥育対応

2020.10.19

 後継者で肉用牛経営のFくん。社長はお兄さんですが、この日は、肥育を始めた弟さんとの場面です。
 昨年、このFくんが、子牛市場でセリ値が安かった雌牛を持ち帰り、私が配合割合を作った餌(『技術と普及』2013年10月号で紹介)で肥育したところ、500kgを超える枝肉でA5等級の成績となりました。


 これをきっかけに肥育頭数を増やし、通常の肥育や婆牛(ばばうし)の肥育等いろいろとやって、出荷実績を積み重ねて行きつつあります。2年後には肥育の県共進会に出品したいとのこと。

 ならばと、当方の若手の勉強も兼ねて、枝肉の具合を見ようということになりました。餌のやり方や管理の仕方もあわせて、いろいろなやりとりを。これまた、OJTです。


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「しゃんとくびれや」に、「まかせてください、僕も牛飼いの息子です」とAくん。頼もしいルーキーです


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「これがカブリで、ここがロース芯、バラの厚さは、このあたりを見る」。ちなみに、写真を撮ってるのはNさんです

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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