独立に向けて
2020.02.14
昨今は「新規就農者を一人でも多く」と、各都道府県でひたむきな努力が続けられていると思います。色々な地域の状況があり、「これが正解」というやり方や普及手法があるわけでもなさそうです。
そんな中でも共通するのは、「農業で生活できるのか」というところです。
この日は、移住して、1年後には本格的に営農開始したいというご夫婦が相談に来ました。
ライフプランや自分で考えられる限りのさまざまな条件・できごとをまとめて、時系列で将来設計をしてくるよう、事前にお願いしておきました。
10年後までのプランを考えて来てくれましたが、肝心要の初期投資のめどがどうなるか、いまからそれを詰めていかねばなりません。
普及としては、何とか実現させてあげたいと思い協力していきますが、現実はなかなか厳しいようです。
希望する営農プランは、肉用牛の繁殖経営。昨今の情勢では、思い通りの経営規模の確立には、先立つものの確保が悩ましいところです