経営指導力自己研鑽
2019.08.15
農業経営の普及指導に関しては、私自身かれこれ四半世紀を超える普及員家業において、これまでいつの頃も、もちろん今でも、同じ様な議論、同じ様な内容での検討がされているように感じます(もちろん、私だけかもしれませんが・・・・)。
同じような議論や検討というのは、経営指導の手法やそれに関わる普及員のスキルアップについて、事務所の体制などなどです。
今回、そうした農業経営に関する普及指導活動に一石を投じるべく、普及職員協議会の自主研究グループで、自己研鑽を図る研修会を始めました。募集に応じた若手は8人。各所属から1名以上が応募したことになりますが、これはすばらしいと感じた次第です。
みんな経験値はバラバラで、広域普及員のリードで研修開始したけれど、内容はほとんど自分たちで作っていきます
どこかで紹介したかもしれませんが、四千年前の遺跡の石版に「最近の若い者は・・・・」という記述があったそうです。落ちは、いつの時代でも・・・・ということでした。
が、今回の場面は、意味が違うようです。みんな前向きな姿勢。仕事に対してだけでなく、自己のスキルとも向き合って、向上させようとする気配が感じられます。この気配は、顔つきや話の聞き方に出てきます。つまり、そうした気配の積み重ねが、自己の発するオーラへと変わり、普及方法での農家さんとのコミュニケーション能力向上にも、きっと、つながるのです。