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大分県
塩崎洋一

研修内容を正しく伝達できるか

2019.01.10

 「普及活動の効率化」は以前から言われています。
 たとえば何かの研修会があって、これに参加したした人は、必要によりその内容を所内に徹底する。これは、全員がその研修会に参加するのではないので、当然「効率化」となります。が、問題は、研修会の内容を所内により正しく伝えられるかどうか、でしょう。


 この日は全体会議の中で、来秋予定されている消費税率変更に関連する研修会受講者からの伝達がありました。参加したYくん(左から3人目)とMさんからの説明に、みんなが納得できたか否か・・・・。


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みなさん、しっかりと聞いていますが、きっと「現場でどうしようか」と考えていると思います


 「8%と10%の場合が出てきます。農家さんから『簡易課税と原則課税のどちらが得か』と聞かれるかもしれませんが、法律上、普及員の立場では回答はできないので注意してください。ですが、そもそも、損か得かではなくて、頂いた消費税は預かってるものです。この点、そもそも論が解っていないから損得になってしまうのです・・・・」と補足しました。

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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