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大分県
塩崎洋一

毎年恒例

2018.05. 8

 パソコン簿記の次年度更新という作業があります。
 3月の申告を終えて、今年の入力作業を行うために、期末から期首への転記を操作します。
 簡単に言えばこれだけのことです。パソコンの操作も、前期のデータのバックアップをとって、画面を見ながら操作するだけです。人によっては10分もあれば終わる仕事です。

 ところが、毎年地域のグループで集まって、みんなで一緒に確認しながら作業をしています。なぜか?
 パソコンの画面通りにすれば良いのですが、みなさん微妙に「これで良いのかなあ」という不安感があるようなのです。そこに、誰かに来て欲しい、いて欲しい、という気持ちもあいまって、毎年恒例の風景が生まれるようです。


 さて、そこで今回、新人のOさんも連れて行きました。まだまだわからないことばかりですが「覚えるというよりは、慣れろ」と励ましたところです。彼女は両親ともに現役普及員。それが理由かどうかはわかりませんが、農家さんとの会話、間合いの取り方が上手いようです。


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手前、左から二人目のOさん。農家さんと一緒に歩く感覚「覚えるより慣れろ」です

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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