普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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大分県
塩崎洋一

めずらしいもの

2018.03. 2

 冬場ですが、少し暖かいかなあと思うようなこの日、Mさんに同行して農産加工グループの代表者Sさんを訪問しました(Mさんは「絆物語」に登場しています)。

 ここのメイン商品は『味噌玉』です。味噌をベースに団子を作って保存。お椀に1個入れてお湯を注いで、お味噌汁のできあがり、です。
 全国のどこにでもあるとは思いますが、この日は大量に購入して帰りました。私の家族がはまってしまったのです。


 それはさておき、庭に入って私が開口一番、「こりゃあ、また、珍しいもんがある」と、話し始めました。
「こりゃあ、唐箕(とうみ:足踏み式選別機)じゃ、めずらしいな。おっ、こりゃ、何かなあ」と私がしゃべり始めたところ、


Sさん :「Mさん、この人はどちらの人?」(私の方を不思議そうに見ながら)
Mさん :「うちの職員の塩崎です、経営担当です」
Sさん :「うっそ~、本当? 本当に、あんたとこの人?」
塩崎  :「・・・・・・」
Sさん :「ぜんぜん、県の人には見えんなあ」


 普及方法の技術かと思いますが、初めて会う農家さんにも、わりとスムーズに会話できる空気感を出せるようになった、今日この頃です。


blog_shiosaki106_1.jpg  
真ん中のは、わら縄をなう前にわらをしんなりとさせる機械、初めて見ました


blog_shiosaki106_2.jpg
実はMさん、わが県でも数少ない、農林水産加工のプロです

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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