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大分県
塩崎洋一

法人化研修

2017.10.23

 管内の大規模農家さんで雇用している若手を集め、独立後の経営展開など含めた法人化の研修を行いました。
 農家さんのメインバンク担当者も参加し、融資や法人経営への増資の話などなど、盛りだくさんの内容でした。


 とはいえ、まだまだ自分の将来像が具体的にイメージできていない方もいるようです。
 私からは、「ライフプランに絡めて経営展開をどうするか、これをしっかり定めておくのが肝心。そうすれば、法人化も融資もファンドも、手法であって目的ではないことが明確になる。これを取り違えると、経営はぶれる」というような話をしました。


 これだけでは、普通の話です。現場で実際にあったこと、法人化した方が社会的に経営としては有利なことなどを、実体験を交えた"塩崎ワールド"で展開しました。
 持ち時間は15分。これで、参加者の1~2割、2~3人でいいから、「詳しい話を相談したい」と言ってくれる人を作れるか、の一発勝負です。
 終わった後で「名刺をください。普段は竹田の事務所にいるのですか」と声をかけてもらえました。まずは、話(気持ち)が伝わった、よかった、と思った瞬間でした。


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しゃべり勝負の15分、熱気あふれる農場の研修室でした

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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