普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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大分県
塩崎洋一

関係機関との連携もOJT

2015.12.25

 産地の課題解決にむけての取り組みには、普及だけではなく市町村やJAとの連携が欠かせません。
 そんな現地での連携の場面ですが、JAや普及員はともかく、市町村の担当は、事務職で採用された方も多く、農政の担当とはいえ、農業分野には初めて関わるという方も少なくありません。中には、実家は農業やってるけれど自分はあまり関わっていない、という方もいます。
 そんな状況ですから、牛を触ったことがあるかとなると、これまた、まったく初めての経験、という場合がほとんどです。

 もちろん、市町村の事務職の方々といわず、最近では普及員も同じようなことが多いようです。大学での「農学部」とか「畜産学科」などの名称もなくなっているようですし・・・・。


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今年度着任したE普及員。自分でタツ(※)も作って、牛を引いてます。もうほとんどすべて任せてます


 さて、そうした関係機関連携の下で、今年度は現地の定期測尺を進めているところです。
 昨年は何度か自分の軽トラを使ったりしていましたが、今年度からは市役所にも協力してもらうようして、いくらかの予算と人的な支援もお願いして、「産地課題の解決」にむけた取り組みを進めています。


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市役所のKくん。農家さんの目線にプレッシャーを感じながらのようですが、最近では牛も引けるようになりました


「タツ」については、次回詳しくご説明します。

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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