「普及活動『絆』物語」賞を頂きました
2015.12.11
7月の中旬だったかと思います。県の普及職員協議会会長の先輩から電話があって「「普及活動『絆』物語」(※)の募集があるから、しおちゃん、書いてくれんか」とのこと。
引き受けたものの何を書こうかと思いながら、こうした機会は自分のやっていることをまとめるのにちょうど良い、と思いました。とはいえ、ボリューム的には少々きつい感じがしました。
テーマというか意図するところは、通常ではあまりスポットが当たらない普及活動、カテゴリーでは普及方法の内容の部分を骨子にして、農家さんとの信頼関係を浮かび上がらせるというモノ、と解釈しました。
過去の体験でも良いと言われましたが、管内3年目にして、ここでの事例を出せないようでは、「何をやってんだ」と言われそうな予感もあり、がんばってまとめた次第です。10数年ほど前に受けた専門技術員の試験(専技試験)を思い出しながら書きましたが、募集要領には「エッセイ風に」とありました。
専技試験と言えば思い出されることがあります。新人の頃、普及専技だった先輩が「自分の考え方で書いてもだめだと言われたが、俺は持論で書いた」と話していたことです。
今回の原稿も持論で書きました。もちろん、10数年前の専技試験も持論で書きました。大学の恩師曰く「塩崎、5年10年仕事して、本の一冊も書けないような仕事はするな」です。何事も自らのスキルアップのためだと思いながら、日々過ごしていきたい、と心がけています。
(事務局注)
※普及活動『絆』物語:
普及指導員が取り組んだ普及活動を綴った「普及活動『絆』物語」を募集し、各賞を選定。11月に開催された「第3回高度化全国研究大会」で表彰をおこないました。