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大分県
塩崎洋一

女性農業経営士会視察研修

2014.11.17

 管内の女性農業経営士の皆さんが、毎年恒例の視察研修を行いました。
 今回の視察場所は県西部日田市で、全国有数の酪農経営を展開する「本川牧場」さんと、集落営農を基盤に加工販売を展開する「ももは工房」さんに伺いました。


 本川牧場さんは、ここ20年で経営を大きく広げ、今では国内3社、海外2社をマネジメントするギガファームです。ベースは酪農ですが、それに関わる飼料の確保と生産に関連した、さまざまな経営活動を重ねています。その経営展開の中での女性の役割などを柱に、専務の本川光恵さんからお話を伺いました。(この牧場の発展過程における普及との関わりは、「技術と普及」紙上でも紹介されました)

▼「技術と普及(2006年5月)」掲載記事はこちらからご覧いただけます (pdfファイルが開きます)


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左 :本川牧場さんの会議室にて。世界地図がなにかを物語っています
右 :話をする本川光恵さん(右)と、横で必死にメモる会長さん


 ももは工房さんは、設立から15年ほどになりますが、集落営農を展開する中で、なくてはならない存在として、経営確立してきています。県内外に販路を広げ、味噌を中心に菓子の製造、季節によっては餅の加工受託まで行っています。

 両者ともに、当管内にはない事例で、皆さん真剣そのものでした。


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左 :真剣に話を聞いた後は、もちろん、皆さん味噌を買ってました
右 :ももは工房の森山さんから、「ももは」の意味を聞いて、何とも言えない感心を受けました。知りたい方は、ぜひ現地へ・・・・


塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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