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大分県
塩崎洋一

台風一過の調査です

2014.10.28

 台風18号が過ぎ去りました(ところが、この原稿を準備していたら、19号が来やがった・・・・)。
 管内でも風が吹き、雨がふり、でした。早速、稲の状況を調査に行くとのことです。また、牛の餌となるWCSも見るとのことで、私も同行しました。


 結論的には、風でやられた、というよりはウンカでした。倒れたところは先に少々ウンカにやられて、稲がへたっているところに風が吹いたようです。

 ウンカやイモチの話を聞いていると、そんなことなら、もっと薄く間隔を空けて植える、堆肥を使うなら十分に完熟した物を使う、その他肥料はやり過ぎなければいいのに・・・・、とか素人ながらに思ってしまいます。


 もう退職された大先輩が言われたことを思い出します。
「日本人は2000年、米を作ってきているのに、いまだに毎年米作りの勉強をするんじゃ」


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台風後ではありますが、水はけが悪いところが多いのも管内の特徴です。平均の収量も県最下位。以前紹介した「佐伯の殿様は浦でもつ」の言葉の意味が分かる気がします


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二人の稲作担当。これまた以前紹介したKさん(手前)とMさんです。普段から稲の都合に合わせて現場に出ていく姿には感心させられます

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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