今年度畜産共進会あれこれ
2014.10.17
わが管内は、肉用牛の産地としては県内では下位の方です。最下位とは思いませんが、上位ではないと思います。これは、普及員としても正直な気持ちです。
ですが、今年も県の共進会出場を目指しました。頭数も少ない中では、県で上位をねらえる牛さんを作り上げるのは、なかなか厳しいものがあります。やっぱり頭数が多い中から競い合って選ばれるものが、より良い牛さんであることは、誰が考えてもそうでしょう。
それでも、JAさんも市役所さんも、また、生産者の皆さん、地域のレベルを上げて行こうとする熱意をもって、がんばっています。
雌牛で県の共進会に行くこととなったYさん。実は昨年も行きました。ベテランです
雌牛の共進会に先立って、先日は県の枝肉の共進会が開催されました。こちらは、やりました。見事に銀賞、県で2番です。わが管内の状況からすれば文句なし。もちろん、先般紹介した、一緒に牛小屋を改造している農家さんです。本当に本人の励みになります。ちなみに枝肉重量は510.1kg、A5等級でした。
「38号牛」、間違いなく最優秀賞の2席、わが管内の出品です。格付成績は主席と同じでした。僅差の2席、本音は「とーっても、くやしい」でした