普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
   普及指導員とは・・・こちら

RSS

大分県
塩崎洋一

女性農業経営士経営研修会

2014.10.10

 今年度の女性農業経営士総会が6月に開催されましたが、その時の経営研修会では、相続や法人化について話しました。すると、今度はそれも含めて、もっと全体的な話をしてください、となりました。


 経営を取り巻く要因、経営を構成する要素はさまざまですが、女性の気持ちとしてこんなことをやりたい、とか、経営を展開する上でこんなことが問題だ、とか、皆さんの将来に向けた気持ちを、現実のものとして開花させるために、経営者としてどうあるべきか、私の気持ちも含めて、ぶつけてみました。


 借金をしても返せるだろうかと思うと、やりたいことはあるけど今一歩ができない、子供達が一緒にやるのは良いが、このままの規模では生活できないなど、具体的な不安要素が出てきます。しかしながら、やったことだけ、行動したことだけが結果になると思えば、何もしなければ今のままか、沈んでいくか、しかありません。


 なんとか皆さんのモチベーションを上げて、一歩だけであっても前に進めていく、そうでないと、実は地域や産地も衰退するかもしれない、との思いがこちらの本音です。ヒトは誰でも良い。老若男女を問わず、まずはやる気のあるヒトを見つけて火をつけて、立ち上げないことには・・・・。
 田舎の普及員仕事の醍醐味・・・、とは私が思っているだけでしょうか。


blog_shiosaki39_1.jpg
「鋭い視線」と言ったら、ある参加者から「真剣なまなざし」でしょ、と言われました


blog_shiosaki39_2.jpg
いつもながら、つかみが肝心です。今回は、他の研修会で使用したテキストを「つかみ」にしました


▼研修に使用した資料の内容はこちらからご覧いただけます

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

上へ戻る

カレンダー

loading ...

みんなの農業広場に戻る

アーカイブ