畜産経営者養成研修所
2014.09.26
大分県には、畜産研修センターという、畜産経営者養成の専門研修施設があります。これは、県の試験研究施設の中に併設されており、研修生は1年間、この施設に宿泊して、研究員の指導の下で研修を積みます。
そして、1年間の研修を終えると、自家経営を継承したり自営開始であったり、あるいは、畜産経営の企業に就職したりと、巣立っていきます。研修生は、新規学卒が多くはありますが、中には実家を継ぐのに勉強をしなくてはいけないと、畑違いの会社を辞めて入所する方もいます。
そうした研修生のみなさん、今年は4名ですが、来春からの進路を進む中で、いろいろと現場の普及員と関わることもあるだろうとのことから、すべての出先の畜産普及員との交流研修を行った次第です。
自己紹介に始まり、自分はどのような経営をしたい、そのためには県内のどこでやるのが良いのかなど、現実味のある意見が飛び交いました。
また、普及員からは、ほんとにやるならこうだ、現実は厳しい、だったらこうした方が良い、ここに気をつけろ、など、親身になっての歯に衣着せぬ率直な意見が出されました。