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大分県
塩崎洋一

枝肉共励会

2014.08.22

 先日のブログで紹介しましたが、管内のおもな肥育農家は1戸です。
 それでも、ほかに和牛繁殖肥育の一貫経営で、数頭の肥育をされている方もいます。
 もちろん昔は多くの肥育農家があったと思いますが、社会の時流ゆえか、減少した次第。


 そんな少ない中ですが、秋に開催される地元佐伯市の肉用牛共進会の、枝肉の部として開催されました。
 本県の和牛枝肉に関する課題はいろいろありますが、今回の結果としては、やはり枝振りが芳しくないの一言です。要は、赤肉が少ないのです。果たして他県の状況と比べると、一概に肥育農家さんだけの技術によるものではないと思いますが・・・・


 いずれにしても、できるところからやって、結果を変化させていきたいと考える次第です。
 やはり、まずは重量。正肉歩留・・・・要は赤肉部分の充実です。もちろん、そこがきちんとされれば、脂肪交雑もそれなりに伴うことは、言うまでもないことと考えています。


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実は、この風景がすべてを物語っているのです

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検討会では、いかにして枝肉の赤肉部分を増加させるかについて、さまざまな要因から話しました

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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