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大分県
塩崎洋一

大分型放牧実証が終了

2014.07. 8

 40日間にわたる大分型放牧の実証が終わりました。
 写真のセンスがいまいちですが、なんとか比較することができます。


blog_shiosaki31-1.jpg  blog_shiosaki31-2.jpg
左 :①入牧 5月7日 / 右 :②40日後の風景


blog_shiosaki31-3.jpg  blog_shiosaki31-4.jpg

左 :③おおよそ同じ角度からですが、①②の反対側です
右 :④背景の山の形に合わせてイメージしてください


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左 :⑤ ③④を反対側から見ています
右 :⑥季節が進んで背景の木も茂っています


 形はどうであれ、牛を飼養管理する以上、メリット・デメリットはありますが、農地(特に遊休化・荒廃した)を保全管理する上からは、明らかに省力化のメリットがあるように思いますが、いかがでしょうか。

 管内の畜産技術者の集まりによる実証展示という形で行いましたが、周囲の無家畜農家さんからも「良いですね~、時々餌をやってます」という声が聞かれたり、「別の場所でもやりたいけど・・・・」という問い合わせも出てきましたので、普及活動としては、ひとつ段階が進んだものととらえています。

 実際、もう少し放牧しておけば、まだまだ雑草は減ると思いますが、借り物の牛さんが少々やせてきたこともあり、終わり時としました。
 全国いろいろな場所で行われていることとは思いますが、よくよく考えれば、日本の本来の農村風景ではないかとも思う次第です。

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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