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大分県
塩崎洋一

今年度の大分型放牧

2014.06. 3

 「大分型放牧」については、昨年度紹介したところですが、春になって市役所の担当から、ここでやってみてはどうかとの打診がありました。
 この地区はあまり畜産農家がいないところですが、集落営農の代表者が労をとってくださり、地主さんとも話が進みました。とりあえずは、管内の畜産技術者協議会で実証展示しよう、ということにしました。


 水気の多い、何を作るにも不便な水田で、見てのとおり葦のやぶです。
 日陰もないので、鉄パイプで移動可能なえさ場を作りました。実はこれがないと、撤収の際に牛を捕まえるのも大変です。


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葦の藪がどうなるか、約1カ月の実験です


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彼女たちは、ここで餌がもらえると思っています


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水路をせき止めて、水飲み場を作りました


 またしばらくたったら変化をご紹介します。

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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