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大分県
塩崎洋一

法人化研修会

2014.05.28

 農業経営を法人化する、というと個人経営がそのまま法人化するイメージがある一方、集落営農が法人化するという形があります。
 いずれにしても、法人化は経営展開のひとつの手法でしかないと思いますが、中には法人化がゴールになっているような空気感も見られます。

 行政の施策が背景にあると、どうしてもそのために進めるという空気感は否定できないことがありますが、きちんと営農のシステムができあがっていれば、何ら問題はないかと思います。
 また、法人化のメリット・デメリットはよく議論されますが、法人化しようとする経営体や集団において、要は何をもって経営の核とし、何によって経営のゴーイングコンサーンを確立していくか、この認識が構成員に共有されていれば、メリットもデメリットも柔軟に捉えることが可能であると考えられます。


 今回の研修会は集落営農の法人化がテーマでした。
 さまざまな集落の条件が異なる中、優良事例の報告の中から、自分たちの状況に対してしっかりと役立つものを吸い上げて、次の経営展開に進んで欲しいと思う次第です。


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いよいよ始まります。司会は普及の先輩が協力してくれました。超ベテランです


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薄暗いスライドショーでも、バシッと聞いています

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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