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大分県
塩崎洋一

県の共進会開催

2013.11. 8

 先般、大分県の肉用牛共進会が開催されました。いわゆる「牛の品評会」です。
 肉用牛の生産基盤の活性化に向けて、また、県全体の肉用牛のレベルアップのために、それぞれの地域から代表に選ばれた雌牛たちが集まり、部門別(年齢別・世代別)に競っていきます。


 審査前には先日お知らせしたように、彼女たちのスリーサイズ(もちろん3カ所以上)が測られ、その後会場に並んで、比較審査の開始です。

 一日で終わらせる都合から、彼女たちは前日から会場に入ります。そして、写真にあるような豪華な控え室で一夜を過ごします。
 こうした場合、農家さんはもちろん彼女たちと一夜をともにします。私としては就職以来このスタイルなので当たり前に思いますが、他県でも同じようにやっているのか、最近少し気になります。 


blog_shiosaki17-1.jpg
彼女(雌牛)たちの控え室。最近は参加頭数も減り気味です。
農家さんは、娘の手入れに余念がありません


 肝心の結果ですが、私の管内から参加した2頭は残念な結果でした。
 しかし、現場を巡回する中で得た情報や、会場で他の仲間から聞いた情報などをつきあわせて、「来年、再来年こそは」と闘志が湧いてきました。


blog_shiosaki17-2.jpg
審査は2回。1回目の終了後に前列、後列に分かれます。
2回目の審査で前列の中から順位が決まります

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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